ザ・プロフェッショナル

「ザ・プロフェッショナル」を観た。

なんと2001年の作品だ。どうしてかというと、とても2001年の作品とは思えず、最初は1980年代くらいかと思ったからだ。

脚本監督はデヴィッド・マメットで、これまで「評決」「アンタッチャブル」「俺たちは天使じゃない」「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」「ハンニバル」などの脚本を担当している。

出演はジーン・ハックマン、ダニー・デヴィート、デルロイ・リンドー、サム・ロックウェル。悪女を演じるレベッカ・ピジョンはデヴィッド・マメットと結婚している。

宝石強盗をする際に監視カメラに顔を撮られて、そのカメラ映像を始末できなかった。捕まる可能性もあるので引退を考える。しかし仕事をまわすダニー・デヴィートがもうひとつ請けろという。飛行機からの金塊の奪取。引退資金のため、引き受けたジーン・ハックマンだったが、これが裏切りの連続で…というような話。

全体的に散漫で、これが本当に「評決」の脚本家の仕事なのかと思ってしまうが、おそらく演出面の未熟さが致命的なんだろう。誰かが侵入したとか、銃撃がはじまるとか、脅すとか、そういったアクション映画やサスペンス映画に不可欠な要素をまともに演出できていない。他の映画を観たことないのかと思える。

まさかこの作品がきっかけでジーン・ハックマンは引退したんじゃないだろうなと思ったが、この翌々年に「ニューオーリンズ・トライアル」がある。

ホント、とても2000年代の作品と信じがたいクオリティであると思います。脚本上のトリック(ジーン・ハックマンが相手を出し抜くところ)はどの場面もよく出来てたと思うけれども、クライマックスの銃撃戦が「まじかこれは」と思うような迷シーンだ。

これを観るくらいなら、「ニューオーリンズ・トライアル」のほうがいいと思います。デヴィッド・マメットは関係ないけれど。