僕たちの奉仕活動

「僕たちの奉仕活動」を観た。

主演はポール・ラッドとショーン・ウィリアム・スコット(いろんな映画に出てるんだがピンとこない。どうもコメディ寄りのようだ)で、ポール・ラッドは脚本も兼ねている。

二人はエナジードリンクの販促部隊で、学校をまわって営業の日々。別れた彼女のエリザベス・バンクスとは寄りを戻せそうな気配もなく、うまくない毎日を送っている。ある日こんなエナジードリンクはクソだと切れてしまい、さらにレッカー車に車を持っていかれそうになって揉めた。器物損壊で刑務所に入れられそうになったが150時間の社会奉仕で許してもらえることに。その社会奉仕というのは、ある問題児の面倒をみることだった…という話。

こういう制度が本当にあるのかわからないが、ある社会活動団体があり、そこではコミュニケーションに飢えてる子供のメンターを務める親を募集してマッチングさせているのだ。里親でもなく、ベビーシッターでもなく、遊び相手というニュアンスだろうか。
親はいるんだが親とコミュニケーションが不足している子が対象で、その子の相手をしてくれる大人をあわせると。

経済合理性がない(子供たちの親が稼ぐリソースと、相手をしてくれる大人のリソースとの間でバランスが取れない気がする)のと、犯罪の温床になるんじゃないかと危なげに思えるが、映画の設定としては善意ある意識高い大人たちが集まっているのです。

主人公二人はそういう人たちからすれば不良中年であり、最初っから嫌々やってるのは強いんだが、それで情にほだされて段々と更生していく。そういう流れはコメディの王道で、笑いつつ最後はジーンとするみたいな感じ。

そんな悪くなかった。出演者は地味だけど面白かったと思います。
KISS(バンド)のエピソードがああ繋がるとはな。なるほどなあと。