結婚の条件

「結婚の条件」を観た。

なんかタイトルが「幸福の条件」ぽくて紛らわしいのだが、もちろん全然関係なくて、2004年の作品である。この映画、2004年の作品であるということがにわかに信じがたいほどの画質なのである。
(ケビン・ベーコンの「結婚の条件」という映画があるんですね。知らなかった)

サイモン・ベイカーは教師をしていて、その妻がFrances O’Connor、あと若い男のGregory Smithという三人でほぼ全て。サイモン・ベイカーの教え子にブライス・ダラス・ハワードが出演していて、なんかありそうでなさそうな感じで脇役。

映画は冒頭からサイモン・ベイカーがトイレの後に細かく掃除したりといった描写があって、なんだか型に納まってしまった倦怠期とまでいかないんだけど、何か低空飛行な感じの夫婦という雰囲気が描かれる。夫婦間に問題があるわけではない。でも何だか単調…といった具合だ。
妻は若い男にときめいてしまい、若い男もまんざらでもなくて、それでやることをやってしまう。それで激しく後悔。

でも時すでに遅しで、サイモン・ベイカーは腹を立てて、別居。そういう話。

なんかね、全体的に映画っぽい華が無いんですよ。それが致命的なところだった。妻と若い男もやることやるわりには、何にも驚くような描写もないしね… 観てて、もしこれが70年代くらいの映画で、ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープみたいな人たちが出演してたらですよ、たぶんそこそこ面白かったとか思うかもしれない…とにかく序盤の微妙な夫婦像は割と絶妙だっただけに、なんだか華がなさすぎるのがとても残念ではある。